「切れない鎖」

きらい　キライ　嫌い

嫌いだって

こんなにも言っているでしょう



一体何なの？

どうしてわたしが気を使うの？

どうしてわたしが振り回されるの？

おかしいでしょ

おかしいよね

ねぇ　ねぇってば

だれかおかしいと言って

わたしが正しいと、言って



「私は結局親が好きだ」



・・・そんな思いには気づきたくない



だれか　だれか　だれか

わたしは事実を知っていながら

鎖を切ってくれるだれかを

何時までも待っています


ねぇ　助けて

「殺したいほど愛してる」

ずっと貴方が好きよ


貴方に了解は取っていないけど

もう決めたの

貴方と目が合った瞬間から

貴方が生まれた瞬間から

もう決まっていたの


私が先に死んだら

亡者になってそばに居ます

貴方が先に死んだら

もちろん後を追って死にます


でも

できたら二人で死にたいわね


ずっと一緒に居たいもの

ずっと離しはしないもの


私の気持ちが暴走して

貴方を殺してしまっても

それは

幸せなことなのよ


これだけ他人に想われてるんだもの

幸福よ


私は貴方に殺されたいわ



ずっと　貴方を愛してる